Wiki » History » Revision 11
Revision 10 (mole lord, 09/04/2020 11:52 PM) → Revision 11/26 (mole lord, 09/05/2020 05:38 AM)
# Wiki
{{>toc}}
STM32の機能や開発環境についてのまとめです。
### 評価ボードの選定
展示会のSTMicroブースでタダで配っていたボードでもよいのですが、機能てんこ盛りで2千円台で買えるNUCLEO-F429ZIを選びました。
Ethernet機能とUSBターゲット機能を使うのが目標です。
### エラッタの確認
本当はボードを選ぶ前にすべきなのですが、マイコンに深刻なエラッタがあるかどうか確認します。
エラッタシートを読むのにかかる時間は、おかしな挙動に散々悩んだあとエラッタシートで問題を知るまでの時間よりずっと短く済むはずです。
[STMicroのF429ZIのページ](https://www.st.com/ja/microcontrollers-microprocessors/stm32f429zi.html) の リソース のところに [エラッタシート](https://www.st.com/resource/en/errata_sheet/dm00068628-stm32f427437-and-stm32f429439-line-limitations-stmicroelectronics.pdf) があるので、それを見ます。
Standby Modeに関する制限、PA12はGPIO OutputでLowに固定しておくほうがよい、EtherはStore-and-Forward modeで使うべきでIPv6にも問題がある、などが分かります。
## 開発環境
[[DevEnv]] -- GNU MCU Eclipseを使ったビルド環境構築 記述量が多いので別ページへ
### TortoiseGitの設定について
このwikiでは [gitbucketにてサンプルソースを配布](https://ashidan.myhome.cx/gitbucket/molelord/stm32) しています。
改行コードの問題で、TortoiseGitの設定画面で AutoCrLf:false SafeCrLf:false にしておかないと、CubeMXでGenerate Codeしなおしたときに余計なソース差分が検出されることがあって不便です。
クローンする前に、 TortoiseGit-設定 で このユーザの設定を編集(O) して以下のように書き換えておくことを推奨します。
~~~ ini
[core]
autocrlf = false
safecrlf = false
~~~
なお、私(molelord)自身で作ったソースはMITライセンスです。
ただし、gitリポジトリにはSTMicroのツールが自動生成したソースやその他のオープンソースソフトウェアのソースも含めています。
それらは各ソースファイルに書かれた許諾文に従ってご使用ください。
## 読み物
[[SerialWireDebug]] -- デバッグをするための設定
[[SettingPll]] -- PLL(クロック)の設定
[[HowToLearning]] -- どのように学ぶか(主に、資料の探し方)